今回は手織り布を使って草木染衣服を売っているチェンマイの店、ユニークスペイス(unique space)をご紹介します。
unique spaceは空間が独特であるだけではなく、扱っている商品の質と値段も他の店に比べ格段に良質で値段も安いのです。
上の写真はunique spaceの店内全景で倉庫ではありません。
チェンマイ、unique space の場所と店構え
下の写真はunique spaceの場所を示す地図と店の入り口です。
ターペー門からピン川に向かって歩いて行き、ナイトバザールのあるチャンクラン通りに到達する少し手前にunique space店があります。
SCB(サイアムコマーシャル銀行)の隣の建物内の通路を利用した店です。
注意していないと通り過ぎてしまいそうな粗末な店ですが、他の店では手に入らないオリジナル商品が沢山あります。
この店はオリジナル商品を家内工業的に少量生産している店なので、家賃が安い通路を借りて営業しているのだと思います。
チェンマイ郊外に工場があるとのことですので、近いうちに行ってみたいと思っています。
手作り、一点物の民芸品が大好きなブンシローがお薦めする店です。
チェンマイ、unique spaceの商品紹介
この上下の衣服は夏向きの軽やかで涼し気な衣服です。
タイの人々がシャツの裾をズボンの中に入れないのは風通しを良くするためのようです。
上の写真は女性用のシャツ及び天然黒檀染めの半ズボンで、両方とも450バーツ(1665円)です。
全商品は手織り布を使って作られ、色が付いた商品はすべて草木染というユニークな店は他にはありません。
人はなぜ草木染にひかれるのか?
人間もまた天然自然の中から生まれたのですから、自然とつながることで喜びを感じるのだとブンシローは思っています。
自然の色を染めた草木染の衣類は 人間の肌を優しく包んでくれるがゆえに、温かみを感じるのだと思います。
化学染料は製造過程で有害な化学物質を発生させ、工場近くの河川を汚染させてしまうとのことです。
草木染めの衣類は人間に優しいだけでなく、自然環境にも優しいと言えます。
下の写真はunique spaceの天然藍染のシャツです。
天然藍染の衣類は色にムラができたり、経年変化が表れやすいという短所もありますが、それこそが天然物の証拠で、そこに惹かれる人も多いと言えます。
unique space のこのシャツは手織り布を使っており、値段は850バーツ(3145円)です。
日本では1万円以上の天然藍染シャツも珍しくないようです。
近年、わざと穴をあけたジーンズをはいている若者を見かけますが、このシャツは穴あけジーンズにぴったり合うことでしょう。
下の写真は、ブンシローが6年前にunique placeで600バーツ(2220円)で買った半ズボンです。
この半ズボンは手織り生地ですので、柔らかく着心地は抜群です。
半ズボンの下の生地は天然藍染手織り生地です。
この生地はチェンライ 県の田舎の小工場兼売店で購入したもので、いつかこの生地で作務衣を仕立てたいと思っています。
まとめ
unique spaceはチェンマイ訪問の観光客が見逃しそうな目立たない店ですが、チェンマイ訪問の方々に是非ともお薦めしたい店です。
自然愛好者、草木染愛好者、一点物愛好者、大量生産大量消費時代の風潮に批判的な方々にお薦めの店です。
この店の手作り商品を手に入れればチェンマイ旅行の忘れがたい思い出になることでしょう。
コメント