チェンライ県、田舎の村の小工場とメ―サイの町の古道具屋

16年間、タイ国で年金生活しているブンシローです

今回は、チェンライの田舎の村の小工場やメ―サイの町の古道具屋についての情報をお届けします。

ブンシローはチェンライ県の田舎の村に住んでいたころ、モン族の古布を使用したリメイク服やモン族古着を買いました。

チェンマイで買うよりずいぶん安く買うことができました。

タイ国では、どこの場所のどのような店で、買うかによって値段が大きく変わってしまいます。 

チェンライ県、山岳民族の学校の校地内にある小工場、売店について

新感覚デザインの刺繍古布の記事の中で、チェンライ県の田舎の村にある小工場で子供、天使、子犬の刺繍の複製を、作成してもらったことを以前に書きました。
チェンマイのモン族市場にて新感覚デザインの刺繍古布を発見

この小工場は、村の主なる生活道路から奥まったところの畑や林の中にありました。

ブンシローはチェンライ県の田舎の村に住んでいた時、散歩の途中で、たびたび売店を訪問したのです。

小売りもしていますが、卸売りが主なる店なのでしょう。

チェンマイの観光客を主なる客とする店が仕入れ来るようです。

校地内の売店の写真をご覧ください。

バッグ、小物入れ、財布、スマホケース、衣服などを売っています。

売店の女性が持っているのは、ブンシローが購入したシルク製のバッグです。

1000バーツ(3780円)でした。

日本から仕入れに来た女性が持っていたバッグと全く同じものを、タイシルクを利用して作ったとのことです。

チェンライ県で山岳民族の古布と労力をたっぷり使ったリメイク服を購入

売店でリメイク服を卸値で買うことができました。

まずは、リメイク服の表と裏をご覧ください。

着丈は90センチです。

古布をたっぷり使い、労力を惜しげなく費やしたリメイク衣服です

型染の布とアップリケを巧みに使っています。

手織り、天然染料の貴重な古布は散逸してしまいがちですが、実用的な衣服として再生することによって、後世に伝えることができるわけです。

京都の女性が、古布を利用して独創的な衣服を作成しているのをインスタグラムで見ました。

山岳民族の娘さんたちが作っているリメイク服、京都女性のリメイク服は、時がたつと共に価値も増してくるでしょう。

ブンシローはこのリメイク服を、2000バーツ(7560円)で買いました。

チェンマイの大通りの店で類似のものを、今、買ったとするなら1万バーツ(3万7800円)以上はすることでしょう。

この売店で買った、もう一つのリメイク衣服もご覧ください。

チェンライ県、山岳民族の娘さんの売店で手織り、藍染め布を購入

この売店の奥の棚に手織り、藍染めの綿布を見つけ3個買いました。

まずは写真をご覧ください.

幅100センチ、長さ284センチのインディゴ染の手織り綿布で、値段は1000バーツ
(3780円)でした。

手織り綿布特有の柔らかな手触り,少々重いぽったり感があり、衣服に仕立てたなら着心地がよさそうです。

天然藍染めの布は虫よけにもなり、体に優しいとのことです。

モン族の人々の作業着が藍染であるのは毒虫除けのためです。

日本に一時帰国した時、会場を借りてコレクションの展示即売会をやりたいと思っているのです

その時、この綿布で作った作務衣を着て、手織り天然藍染の綿布の良さを宣伝したいと思っています。

チェンライ県メ―サイの古道具屋で買ったモン族上着

12年前、メ―サイの古道具屋でモン族古上着を800バーツ(3024円)で買いました。

下の写真をご覧ください。

モン族の女性が自分用に時間と労力を惜しまずに、魂を込めて作った古上着です。

タイとミャンマーとの国境を画している川のそばの古道具屋で買いました。

この古道具屋の前を流れている川を渡ると、ミャンマー領のタチレークです。

ミャンマー人が骨董品を持ち込み、店主と交渉している場面に遭遇したこともあります。

この店は、主にミャンマーから仕入れているようです。

この店が位置する裏通りからメ―サイの町のメインストリートに出て、300mも行かないうちに観光客目当ての大きな店があります。

この立派な店では、少数民族の古着が5000バーツ(1万8900円)から2万バーツ(7万5600円)で売られていました。

裏通りの古道具屋で買った800バーツ(3024円)の上着は、立派な店の古着よりも価値があるとブンシローは思っています。

300mほど離れた店に行くと、類似のものですが、6倍以上になるというも、タイ国の面白い現象です。

まとめ

チェンマイからバスに乗って約5時間で、チェンライ県のメ―サイに到着します。

国際観光都市チェンマイから離れ、チェンライに行くと少数民族の古着等の優品が、安く手に入ります。

ブンシローはチェンライの田舎の村に住んでいる時、今では手に入りがたいヤオ族の素晴らしい刺繍入りズボン、タイやミャンマーの古陶磁、手の込んだ竹細工品等を、手に入れることができました。

これらについては、これからのブログ記事で紹介したいと思っています。

 

コメント